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教育セミナー

第21回教育セミナー(2016年度)

日本緩和医療学会教育・研修委員会では、日本緩和医療学会教育カリキュラムに基づき、学会員の緩和医療に関する能力の向上と生涯学習のために教育セミナーを開催いたします。参加者にはセミナー修了証を交付いたします。皆様奮ってご参加下さい。

主催 : 日本緩和医療学会

日  時

2016年6月16日(木)10時 ~ 17時

会  場

国立京都国際会館 大会議場
〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

費  用

8,000円(参加費7,000円、昼食費1,000円)
※尚、ご入金後にキャンセルされた場合、ご返金いたしかねますので何卒ご了承下さい。

募集人数

1,500名

参加資格

日本緩和医療学会学会員

申込方法

※募集を締切ました

申込締切

2016年6月8日(水)17:00

セミナー資料

当日セミナー資料をご用意いたします。
託児所 学会期間中につき、託児所を設置します(有料)

備  考

※参加者にはセミナー修了証を交付させていただくため、当日の参加受付は行いません。必ず事前申し込みを行って下さい。
※以上の内容に変更等が発生した場合、さらに詳しい内容が決定した場合には、ホームページにてご案内させていただきます。定期的にホームページの更新内容をご覧下さい。

■タイムスケジュール

  • 09:00~ 受付
  • 10:00~10:05  開会の挨拶
  • 10:05~10:50  
    変わりゆくがん患者の痛み治療
    ~WHO Cancer pain reliefの功績と限界~
    佐藤 哲観(静岡県立静岡がんセンター 緩和医療科)
    WHO Cancer pain reliefは、がん患者の痛みを治療すべき症状と位置付け、基本的薬剤を用いた簡便な方法による除痛を可能ならしめ、オピオイド使用上の規制緩和に貢献したが、昨今の患者高齢化やがん治療の長期化によってがん患者の痛みは複雑化し、より周到な薬物療法が求められている。
  • 10:50~11:35
    臨床研究と倫理 -新しい倫理指針と倫理的配慮の実際-
    宮下 光令(東北大学大学院)
    2015年4月1日より「人を対象とする医学的研究に関する倫理指針」が施行された。
    これは従来のいわゆる疫学研究に関する倫理指針と臨床研究に関する倫理指針を統合したものである。
    本講演では従来の倫理指針との変更点を中心に新しい倫理指針について解説するとともに、アンケート調査を例に倫理的配慮の実際についても述べる。
  • 11:35~11:50 休憩
  • 11:50~12:35
    がん医療におけるコミュニケーション
    白井 由紀(あそかビハーラ病院)
    講義では、がん医療におけるコミュニケーションに関する先行研究や患者の意思決定をサポートするツールの紹介を通して、コミュニケーションに関する患者の意向、基本のコミュニケーション、悪い知らせを伝える際のコミュニケーションについて解説する。
  • 12:35~13:30 昼食
  • 13:30~14:15
    化学療法中のスキンケア ~主に分子標的治療薬の場合について~
    清原 祥夫(静岡県立静岡がんセンター 皮膚科)
    新規の分子標的治療薬や免疫治療薬(Immune checkpoint inhibiter)が数多く臨床導入され、そして皮膚障害は高頻度に出現する副作用となった。
    その対処法としてスキンケアは不可欠・必須の支持療法となり、エビデンスも希薄な中、現場では様々な試みも行われている。
    スキンケアの現状と今後の対応について解説する。
  • 14:15~15:00
    がん診療におけるリハビリテーション
    井上 順一朗(神戸大学医学部附属病院)
    がん患者では、がん自体が引き起こす体力低下や機能障害、がん治療に伴う合併症に起因する機能障害によりADLやQOLが低下してしまう。そのため、がんの種類や部位、治療内容、進行度などを考慮しながら、患者・家族の要望を達成するためのリハビリテーションが非常に重要である。
  • 15:00~15:20 休憩
  • 15:20~16:05
    スピリチュアルペインを考える ~意義ある苦悩とそのケア~
    清田 直人(社会医療法人栄光会 栄光病院)
    患者(家族)のスピリチュアルペインを単に取り除くべき「苦痛」としてとらえるだけではなく、危機的な状況下で自分らしさを失った患者が、その不本意な自分を放棄せず、だからといって受容することもできずに経験している意義ある「苦悩」としてとらえ、その理解に基づいたケアについて考える。
  • 16:05~16:50  死亡直前期の症状と緩和ケア
    森 雅紀(聖隷三方原病院 放射線治療科)
    本セッションでは、国内外の観察研究で得られた一連の知見や国際的な推奨に基づき、①死亡直前期にどのような症状や徴候が出現するか、②死亡直前期にどのような緩和ケアを提供すればよいか、について参加者と共に考える。
  • 16:50~17:00  閉会の挨拶

◆教育セミナー参加証の事前発送

名前入りの参加証(図1)を6月初旬に発送いたします。セミナー当日、必ずご持参下さい。
※6月10日(金)までに参加証がお手元に届かない場合は事務局までご連絡下さい。
※参加証の発送が完了いたしましたら学会WEBサイトでお知らせします。

◆受付方法

当日、参加証を受付にてご提示下さい。参加証②に受付印を押印いたします。
終了後、受付にて参加証①に修了印を押印し、参加証②は回収いたします。
参加証②をご提出いただいた方に後日修了証を送付いたします。

【注意事項】

参加証①、参加証②で1組となります。切り離さずにお持ち下さい。
受付の押印は11時まで行います。
※11時以降にお越しいただいた場合は受付の押印はいたしません。また終了後、
参加証②をご提出いただいても、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。
修了の押印は16時より行います。
※16時以前にお帰りの場合は修了の押印はいたしませんので、ご注意下さい。
参加証①はセミナー修了の証明となりますので、控えとして大切に保管して下さい。
※修了印のない参加証①は、セミナー修了の証明にはなりません。
セミナー終了後、1ヵ月間経過しても修了証がお手元に届かない場合は、参加証①をFAXなどでご提示の上、お問い合わせ下さい。
参加証①②の両方に押印がない場合や、セミナー終了後に参加証②が未提出の場合は、修了証は発行いたしませんので、ご注意下さい。