Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.61
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2013  61
フォーラム6
緩和ケアチームフォーラム
座長・演者・報告  はしづめクリニック  橋爪 隆弘
座長  近畿大学医学部附属病院  小山富美子
 「平成24年度緩和ケアチーム登録の速報値の公表」と「緩和ケアチーム活動の手引き改訂版」の解説を行った。
 登録事業に協力していただいた会員の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。登録締め切りが5月末日で学術大会が6月中旬なので、集計解析を迅速に行うことが要求されたが、とにかく会員に還元するとの意気込みでした。
 今回の集計で注目すべき点は、緩和ケア診療加算の算定施設の割合。緩和ケア診療加算は、都道府県拠点病院で6割、地域がん拠点病院では3割未満。ベッド数では500床〜1000床の施設では5割未満。つまり診療加算のハードルがいかに高いかを示している。これは診療加算の見直しを国に要求する根拠になります。
 緩和ケアチームに登録していただいた依頼件数は61574件、がんが59492件、小児がん519件。依頼件数は病床数に相関しており、500床以下の施設では平均で約70件、500床〜1000床では約150件、1000床以上では約240件程度。発表スライドは近日中に学会ホームページ上にUPします。
 フォーラム後半は改訂した「緩和ケアチーム活動の手引き」の解説。来場者には1冊ずつ配布させていただきました。改訂のポイントは4点。@可能な限り簡潔な表現とした。A実践的な内容に絞った。B具体的な例を多く挙げてイメージが湧くようにした。Cありがちな落とし穴を職種毎に記載した。ことです。各部門の執筆担当者である吉本鉄介、濱卓至、小川朝生、中村貴美子、小宮幸子、福地智巴、安部能成WPG員から内容について解説を行った。十分な時間がとれなかったが、会員にはこの手引きを是非活用していただきたい。
 専門的横断的緩和ケア推進委員会では、今後も緩和ケア登録をはじめ、緩和ケアチームのサポートを継続していきたいと考えております。ご協力いただいた会員皆様に感謝いたします。

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