Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.60
日本緩和医療学会ニューズレター
Aug 2013  60
学会企画
第3回ELNEC-J 指導者交流集会2013
報告  宝塚市立病院緩和ケア認定看護師  岡山 幸子
司会  ELNEC-J指導者、株式会社緩和ケアパートナーズ  梅田  恵
講師  ELNEC-J指導者、新潟県立看護大学  酒井 禎子
ELNEC-J指導者、鹿児島大学  清水佐智子
 2013年6月21日、22日に第18回日本緩和医療学会学術大会が横浜で開催された。22日の午後から学会企画:ELNEC-J交流集会2013が開かれ、全国のELNEC-J指導者が集まり私も参加した。最初にELNEC-Jコアカリキュラムの全10モジュールの中から、2モジュールの教育技法について講義を受けた。1つ目は、モジュール2:痛みのマネジメントを、新潟県立看護大学の酒井禎子先生から、グループワークを効果的に行うためのポイントやファシリテーターへの役割依頼などをご教示いただいた。2つ目は、モジュール7:喪失・悲嘆・死別を、鹿児島大学の清水佐智子先生より、講義を行う上での工夫として、優れた講義を作るポイント@相手を尊重すること、A臨場感を出すことなどを教えていただいた。さらにそれらを踏まえた上でモジュール7の講義は、自分らしさを出すことや指導者自身の悲嘆についてなど、明日から使える教育技法の工夫を示唆いただいた。その後、地域毎に集まり、@ELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラムの開催状況、AELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラムを開催するうえで、困っていること・工夫していること、B本日の教育技法のセッションを聞いて、参考になった点、取り入れてみようと思った点などについて話し合った。私は近畿地方のELNEC-J指導者と情報交換を行った。近畿地方の開催状況は様々であった。Aの工夫している点において、ファシリテーターの招集に関して論議し、研修会自体の質を保つため、講師だけでなくファシリテーターもELNEC-J指導者で会を運営している県もあれば、ファシリテーターは、専門看護師や認定看護師に担ってもらい、後にELNEC-J指導者になっていただくようにしているなど、開催地による工夫が見られた。今後もELNEC-J指導者交流集会が毎年開かれ指導者同士の情報交換が行え、また講義方法などについてスキルアップをしていただくことをお願いする。

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