Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.49
日本緩和医療学会ニューズレター
Nov 2010  49
学会印象記
第15回日本緩和医療学会学術大会に参加して
国立病院機構大阪南医療センター 外科・緩和ケア推進室  M 卓至
 2010年6月18日と19日の両日に「第15回日本緩和医療学会学術大会」が志真泰夫大会長(筑波メディカルセンター病院緩和医療科)のもと、東京国際フォーラムで開催されました。本大会は、日本緩和医療学会創立15周年にあたる節目の大会でもあり、参加者は6700名を超えたそうです。前日には第9回教育セミナーも開催され、私も参加する機会を得ましたのでご報告します。 本大会は、「いつでもどこでも質の高い緩和ケアを」をテーマに掲げ、緩和医療に携わる専門職が、それぞれ個人として、チームとして何ができるか、を考えるための様々な機会が設けられていました。シンポジウム、パネルディスカッションを始めとし、各職種別のフォーラムが開催され、活発な討議が行われていました。私が輸液について発表させて頂いたパネルディスカッション3もそうでしたが、各会場ともに大盛況で、中継会場まで満席状態だったそうです。モーニングセミナーも同様に立ち見は当然として、フロアに直接座って聴講されているのには少々驚きました。参加者の方々の熱意がとても感じられた大会でした。
 ところで皆さん、地下展示ホールでPEACEプロジェクトの広報ブースが出展されていたのをご存じでしょうか?『緩和医療塾』と銘打って、PEACEプロジェクトの紹介や緩和医療の現状・普及の仕組みなどについて、PEACEファシリテーターが常駐し、皆様のご質問・ご相談にお答えしていました。幅広い職種の方々に足をとめて頂き、期間中のブース来場者数は約500名、アンケートも約200名の方にお答え頂きました。PEACEファシリテーターの説明をとても熱心に聞かれ、プロジェクトの発展に向けて大きな成果が得られたのではないでしょうか……
 最後になりましたが、本大会を開催するにあたり、ご尽力頂きました大会長の志真先生はじめ大会組織委員の先生方・事務局の方々に深く感謝申し上げます。

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