Japanese Society for Palliative Medicine
News Letter No.35
日本緩和医療学会ニューズレター
May 2007  35
Current Insight
「緩和ケア臨床・研究・教育ツール」ホームページの紹介
東京大学大学院 医学系研究科 客員研究員 成人看護学/緩和ケア看護学分野  前山悦子
 この度、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団助成金により、緩和ケアを実践する上で役立つと考えられる諸情報を体系だてて紹介することを目的としたホームページ【緩和ケア臨床・研究・教育ツール】を立ち上げました。〈HPアドレス:http://www.pcpkg.umin.jp/
 本ホームページは、その名が示すように、緩和ケア従事者が現場で実際に担う「臨床・研究・教育」の3分野に焦点をあてています。日常のケア評価や記録に悩んでおられる方々、これから緩和ケア病棟や在宅・一般病棟で緩和ケアチームを立ち上げようとされる方々、あるいは、臨床での研究や教育に力を入れようとされる方々など、緩和ケアの様々な場面で広く活用してもらえることを目標にしています。
 2007年4月1日現在、ホームページには合計54ツールが掲載されています。今まで、ホームページ企画担当者で情報収集につとめておりましたが、緩和ケア従事者の要望を満たすには、まだまだ十分とはいえません。私たちが行った緩和ケア施設でのヒアリングや文献レヴューの結果、多くのツールを臨床で使用していることが明確となりましたが、それらのツールは、対象患者(主に終末期がん患者)の特徴にあわせ、適宜追加・修正して使用されている場合が多いことも分かりました。よって、今後のホームページへの情報の掲載については、すでに出版・公開されているものだけではなく、臨床の実情を反映したものとして、実際に利用されている実践資料の掲載も積極的にすすめていきたいと思っています。
 緩和ケア体制作りを推進するための支援の一つとして、本ホームページをできるだけ多くの方々に周知していただくとともに、ぜひとも当ホームページへの情報提供をお願い申し上げます。「この情報をのせてほしい」「ぜひ知ってほしいことがある」「あそこの資料はすばらしい」等々、皆様の自薦あるいは他薦をお待ちしております。具体的な内容の詳細や問い合わせ方法は、ホームページをご覧ください。

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