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苦痛緩和のための鎮静に関するガイドライン(2010年版)

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6章 文献的検討の要約
1 医学的検討
3
鎮静期間
 間欠的鎮静を含む鎮静の施行期間の中央値は5日以下であり,最長期間は5〜47日であった(Cameron 2004;Chiu 2001;Fainsinger 1998a, 2000b;池永 1995;Kohara 2005;近藤 2002;Stone 1997b)。また,114例を対象とした観察的研究では,56%が48時間以下,13%が1週間以上であった(Sykes 2003)。27論文を対象とした系統的レビューでは,ケースシリーズ10編での鎮静期間が中央値1.3日(0.1〜11日),症例報告12編での中央値が4日(0.5〜29日)であった。
 以上より,鎮静期間は多くが数日以下であるが,1週間以上の鎮静が行われる場合もあると考えられる。

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