D-3
タイトル(日本語) 進行がん患者ケアにおける倫理的問題
タイトル(英 語) Ethical issues in caring for the patient with advance cancer.
著者名 Scanlon C, Fleming C
雑誌名,巻:頁 Nurs Clin North Am. 1989; 24: 977-986
目 的

研究デザイン 論説・提言
エビデンスレベル Not applicable
研究施設
対象患者

介 入

主要評価項目(定義)・
統計学的手法

結 果

結 論 一般的に食事と水分補給についての決定も他の治療と同様にすべきだとされるが、より困難なことが多い。意思決定者はより判断に躊躇する。食べ物は象徴的な意味がある。そして人間的感情の影響を考慮する必要がある。しかし、進行がん患者のケアの目的は安寧の提供と苦痛緩和である。栄養補給の負担が利益を超える場合、患者にはそれを拒否する権利がある。家族はしばしば栄養補給を強く要求するので、患者の明確な治療拒否の意向が明示されることが必須である。医療従事者は自らの良心に反する行為をする必要はない。その場合は患者ケアを他の医療従事者に移譲するべきである。
コメント 患者の明確な意向の大切さ、患者家族の気持ちへの配慮、医療従事者の良心の重要性を挙げ、何のために医療が行われるべきかを考察している。そして水分栄養補給が治療行為と基本的ケアの境界線上にあることから生じる倫理的判断の困難さにも言及している。
作成者 浅井 篤