C-4
タイトル(日本語) 婦人科がん患者の終末期の選好
タイトル(英 語) Hard Choices: The Gynecologic Cancer Patient's End-of-Life Preferences.
著者名 D Brown, JA Roberts, TE Elkins, D Larson, M Hopkins
雑誌名,巻:頁 Gynecol Oncol. 1994; 55: 355-62
目 的

婦人科がん患者が予後不良と宣告された時の反応、終末期を過ごす場所と延命処置の使用に関する希望を明らかにする。

研究デザイン 横断研究
エビデンスレベル not applicable
治療環境・施設名 ミシガン大学メディカルセンター婦人科:単施設
対象患者

例数:がん患者(入院と外来)108:対照群(がんに罹患していない外来患者)39
年齢:54歳(40歳以下21%):45歳(40歳以下44%)
性別:女性 原疾患:婦人科がん
生命予後、全身状態(PS、体重減少、悪液質など)、病態(消化管閉塞、悪液質など)に関する記載なし
他:がん患者の内訳は、診断時期9%、治療中22%、治療後の安定期55%、終末期14%

介 入

なし

主要評価項目(定義)・
統計学的手法

予後不良と宣告された時の人工栄養・輸液を含む延命に関する選好
がん患者(「安定群(治療後)」と「治療群(診断時期、治療中、終末期)」に分ける)と対照群について、ピアソンのχ2検定で解析する。

結 果 がん患者のうち、人工栄養・輸液を拒否した者は37%、人工呼吸器の拒否は90%、全ての延命治療を拒否したのは5%であった。対照群では、人工栄養・輸液の拒否50%、人工呼吸器の拒否77%であり、がん患者群と対照群とに有意差はみられなかった。安定群と治療群にも有意差はなかった。
結 論 対象がん患者の90%は人工呼吸器装着による延命処置を拒否していたが、6割以上は、人工栄養や輸液の使用を過剰な医療処置とみなしておらず、輸液継続は婦人科がん患者の終末期の選好に適うと考えられる。
コメント なし
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