C-17
タイトル(日本語) イタリアの国立がんセンターの緩和ケア:1987-1993-2000年の状況
タイトル(英 語) Palliative care in a national cancer center: Results in 1987 vs 1993 vs 2000
著者名 De Conno F, Panzeri C, Brunelli C, et al
雑誌名,巻:頁 J Pain Symptom Manage. 2003; 25: 499-511
目 的

イタリア国立がんセンターの緩和ケア病棟に入院した患者に行われた治療の実態と変化を調査する。

研究デザイン 後ろ向きコホート研究(チャートレビュー)
エビデンスレベル Not applicable
治療環境・施設名

緩和ケア病棟(National Cancer Institute, Milan, Italy, 4床):単施設

対象患者

以下連続する3つの数字はそれぞれ1987 1993 2000年を示す
例数:112 76 71年齢:60±10 60±16 63±12 性別(女):54% 51% 52%
原疾患:1987年 肺24%、結腸直腸18%、乳17% 
原疾患:1993年 肺25%、乳 16%、頭頚部10% 
原疾患:2000年 乳20%、肺 17%、結腸直腸13%、頭頚部13%
生命予後:記載なし 全身状態:記載なし 病態:記載なし
他:平均入院日数: 11±8 17±12 15±10
入院理由(%):疼痛 97 93 82   支持療法 0 1 18
消化管閉塞 0 3 0 経口摂取困難 0 0 4 (一部抜粋)
病院死(%) 11 21 14

介 入

なし

主要評価項目(定義)・
統計学的手法

経静脈輸液の実施、皮下注射の実施、人工栄養(経鼻チューブ、中心静脈栄養、PEG)の実施。
経時変化をフィッシャーの直接確率検定または傾向性検定で評価。

結 果
以下連続する3つの数字はそれぞれ1987・1993・2000年を示す。
輸液(末梢または中心静脈)(%):
49
67
56
NS
皮下注(%):
3
0
0
NS
人工栄養−経鼻チューブ(%):
1
3
6
NS(人工栄養全体で検定)
・・・・−中心静脈栄養(%):
0
1
3
・・・・−PEG(%):
0
0
1
・・・・−人工栄養なし(%):
99
96
90
結 論 略(輸液以外のことが含まれるため)
コメント 輸液関連のみ抜粋した。論文では上記のほかに放射線、化療、緩和的手術、輸血、鎮痛薬(薬剤や経路など)、コンサルテーション等も調査されている。
作成者 宮下光令