B-1
タイトル(日本語) 癌患者の栄養不良の原因としての過剰なカロリー消費
タイトル(英 語) Excessive caloric expenditure as a cause of malnutrition in patients with cancer.
著者名 Bozzetti F, Pagnoni AM, Vecchio M
雑誌名,巻:頁 Surg Gynecol Obstet. 1980; 150: 229-34
目 的 癌患者におけるエネルギー消費の増加を測定する。
研究デザイン 横断研究
エビデンスレベル 分析疫学的研究
研究施設 The Istituto Nazional per lo Studio e la Cura dei Tumori, Milan
対象患者

例数:局所進行あるいは浸潤癌患者65例
(リンパ腫:28%、結腸:25%、胃:15%、不明:12%、乳癌:8%、腎:6%、その他:6%)
年齢:不明 生命予後:不明
予後因子(PS、体重減少、悪液質など)体重減少:7.8%〜22.2%
病態(消化管閉塞、悪液質など):Hb9g/dl以下、肺癌、肺転移、呼吸不全、心不全胸水、腹水、全身浮腫症例を除外
治療環境:積極的治療中の患者は除外
他:

介 入

主要評価項目(定義)・
統計学的手法

Resting Metabolic Expenditure (RME)、トランスフェリン、アルブミン、体重減少

結 果 60%の患者で異常に高いエネルギー消費を認めた。安静時エネルギー消費量と体重減少、トランスフェリン値に関連を認めた。血清中アルブミン値との関連はなかった。消化器癌と非消化器癌では消化器癌の患者の方が体重減少と安静時エネルギー消費量の関連が強かった。
結 論 体重減少や飢餓にもかかわらず起こる安静時エネルギー消費量の増加が、癌患者の栄養不良の発生に重要な役目を負っている。癌患者の栄養療法を計画することの重要性が強調される。
コメント 対象が設定されておらす、患者に対する栄養サポートの状態も記載されていない。罹病期間や年齢もわからず、症例数も少ないと思われる。
作成者 小西 太