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タイトル(日本語)

低栄養状態にある癌、非癌患者の安静時エネルギー消費量

タイトル(英 語) Resting Energy Expenditure in Malnourrished Patients With and Without Cancer.
著者名 Lindmark L, Bennegard K, Eden E, et al
雑誌名,巻:頁 Gastroenterology. 1984; 87: 402-8
目 的

体重減少癌患者のResting Energy Expenditure(REE)が体重減少非癌患者のものより上昇していることを再検する。

研究デザイン 横断研究
エビデンスレベル 分析疫学的研究
研究施設 Departments of Surgery ?, Sahlgrenska Hospital, Sweden
対象患者

例数:体重減少癌患者22名、非体重減少癌患者6名、体重減少非癌患者26名、
例数:非体重減少非癌患者17名 
原疾患:直腸癌21%、胆嚢癌7%、胃癌25%、食道癌7%、腎癌7%、膵癌3.5%、悪性黒色腫3.5%、
原疾患:精巣癌7%、肝癌7% 結腸癌7%
生命予後:不明
予後因子: STAGE III、IV(%の記載なし)、体重減少17%、肝転移なし

介 入
主要評価項目(定義)・
統計学的手法

REE, 予測基礎代謝量Predicted BEE, Difference, REE-BEE, Energy expenditure per body potassium Mann-Whitney U-testにて分析

結 果

血清アルブミン値は、体重減少癌患者では非癌患者に比べ低値であった。

体重や総カリウム量あたりのREEは、体重減少癌患者においては非癌患者に比べ亢進している。総カリウム量あたりのREEは非癌患者に比べ上昇していた。

非癌患者が予測値よりエネルギー消費が有意に少なかったのに対し、体重減少癌患者のエネルギー消費は予測値より大きかった。癌患者のREEは体格により予測されるものより大きかった。
結 論

多くの体重減少癌患者においてREEは癌に罹患した早期の段階から上昇している。
癌患者では統計的に有意にエネルギーの消費が増加しており、食欲不振による体重減少を助長している。

コメント 重傷度や進行度が統一されており、比較的信頼がおけるが例数が少ないように思える。REEの上昇のみがるいそうに関与しているのではなくやはり食欲低下の関与が大きいといっている。
作成者 小西 太