A-16
タイトル(日本語) 終末期癌患者の在宅静脈栄養
タイトル(英 語) Parenteral nutrition at home in advanced cancer patients.
著者名 Mercadante S
雑誌名,巻:頁 J Pain Symptom Manage. 1995; 10: 476-80
目 的 在宅静脈栄養に関する技術的、倫理的問題を探索する。
研究デザイン Case series
エビデンスレベル V
治療環境・施設名 Pain Relief and Palliative Care Unit, SAMOT, Palermo, Italy.
対象患者

例数:13例 年齢:平均53(32-71) 性別:男性5例、女性8例
原疾患:大腸31%、回腸、卵巣各15%、咽頭、胃、膵、乳腺、食道各7.7%
全身状態:生命予後:30±39日
病態:消化管閉塞100%(瘻孔合併4例)

介 入 ・中心静脈栄養:1,500-2,000cal(糖60-70%,脂肪30-40%)、アミノ酸17-20g
・夜間間欠投与
・鎖骨下静脈11例(入院中に挿入、ポート2例)、尺側静脈2例(在宅で挿入)
主要評価項目(定義)・
統計学的手法
静脈栄養施行期間(日)、技術的問題
結 果

在宅ケアを受けた1150例中13例(1.1%)に施行された。

施行期間:23±24日

技術的問題:カテーテル感染症1例。感染防止のためカテーテルの入れ替え2例。夜間間欠投与後に低血糖(糖投与で回復)1例。
結 論 緩和ケアでの在宅静脈栄養は一般的でないが、専門的支援があれば技術的に可能である。治療の選択は、患者の治療目的の認識と精神的ニードによって個別に決定されるべきで、予測される予後や医療者の価値観のみで決定されるべきではない。
コメント Case series。複数の治療の総合評価であり、輸液の治療効果は判断できない。
作成者 田村洋一郎